広島の学校裏事情

生育広島。広島教育並列学校裏事情記

私立城北中学・高等学校の裏事情

私立城北中学・高等学校

寸評「山間に閉鎖されし3番手」

 

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2019-11-16 google Earthより

 

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広島市東区に位置する。 

 

個人的おすすめ度 63点 / 100点 

 

 
広島城北中学・高等学校

山の勾配を抱いた男子校王国。

閑静な戸坂は東区に位置する。近隣にJR沿線が無く、アストラムラインも通っていない。主な通学手段は自転車とバス。ただ東区は広島駅からみて同じ区である点は見逃せない。広島駅を媒介として利用する場合はそれなりに利便性があるだろう。

校内の作りも非常に独特で山林を越えた先の校門から入り、広場から数段上がった先には複数の大きな校舎が屹立している。それらを屋根つきの渡り廊下がつないでいる様子はなんとも洗練とされており、美麗校舎としては基町高校に近しいものがある。若干ではあるがこちらのほうが高校というよりキャンパスの様相が強い。(広大本学に似ているからだろうか)


では進学実績や偏差値ではどうだろうか。中高一貫校としては広島私学のうち男子校において3番目のランクに位置する。広島男子校御三家(広島学院>>広島修道>>広島城北)のうちの一つ。中学受験においてとにかく城北は3番目の学校なのだ。大学受験でいうと、私学医学部が学院高校、早慶が修道、城北は良くてMARCHと言ったところから。それでも学院はだいぶ落ちたが。城北高校から広島大学の合格実績は毎年10人前後。ここ数年は1桁になることもしばしば。学校全体ではなくて部分で見た場合、特進クラスとそれ以外の隔たりは確固として存在する。換言すれば特進クラスでは修道以上の学力を持つ生徒もいる。

残念ながら、現在少子化の名残を受けて、かつては広島私学における男子校御三家に入らなかった崇徳中学・高等学校にも追いつかれ、追い越されそうな勢いである。

入学の特徴としては高校から外部生を受験させる「新生」制度。以前高校からの受験生と中学からの持ち上がりは別クラスだった。(現在はどうだか不明のため直接問い合わせてください)
教員陣はどうかというと、私学にありがちな私学同士での転勤が多い。反日教育の報告も聞いたことがある。また生徒を名指して批判することもあるという。

そして一番の問題は、この学校において生徒同士のいじめが多々報告されること。詳しくは城北高校自主退学勧告訴訟」で調べていただきたい。起因関係の是非は問わないが、この訴訟の前後で城北の校長が退任している。

 

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進学第一の学院、コミュ力と進学の修道、において、城北は最初から城北に通いたいと希望していない生徒がいる入学してくるのも事実である。三番目、三番目と言われるうちはまだ気前がよく、実際は滑り止めの生徒が多いと書けばことは深刻である。いじめの発生も、そんな思春期の穿った思想がいじめとして憂さ晴らしにつながるのであろうか。悲しきことである。

また、余談ではあるがこの学校には某新興宗教団体の関係者が多い。