広島の学校裏事情

生育広島。広島教育並列学校裏事情記

国立広大東雲附属小学校の裏事情

国立広大東雲附属小学校
寸評「折れたプライドの保養所」

 

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2019-11-30 google Earthより

 

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広島市東区に位置する。

 

個人的おすすめ度 38点 / 100点

 

 

広島大学東雲附属小学校

 

広大系列学校

場所 小学校 中学校 高等学校
広島大学附属(東雲) ある ある ない
広島大学附属(翠) ある ある ある
広島大学附属(三原) ある ある ない
広島大学附属(福山) ない ある ある


附属は大きく分けて4種類 。
広島大学附属(東雲)
広島大学附属(翠)
広島大学附属(三原)
広島大学附属(福山)
うち広大附属東雲校は小学校と中学校しかない。


前回、安田小学校で書いたが、広島市内で小学校受験をした場合、安田小学校、広大附属小学校(翠)、広大附属小学校(東雲)の3択となる。より成績のいい児童が通うのが安田小学校、広大附属小学校(翠)である。

では広大附属東雲小学校はどのような児童が通うのか。
それは小学校受験に失敗した児童が多い。この事情について東雲の教師陣は痛感している。そのため教育方針としては、プライドを保護するような教育を打ち出している点に注目すべきだろう。ある女性職員が語った「兄弟で比較(される)だったり、劣等感ある(子がいる)から褒めるようにしている(ママ)」という言葉に東雲の教育方針が収斂されている。

また児童の家庭を見るに、医者の家であってもも若干、広大系列の医者が多い。特に安田小学校と比較した場合は顕著。つまり開業医ではなく勤務医が多く、会社員の場合でもマツダ会社の系列の家庭が多いだろう。土地柄によるものだ。

では教師陣はどのような人が多いか。基本的に附属内での回しか、私学でのあぶれ者。ごくまれだが、附属中学校高等学校から小学校に回されることもある。
そして、ものすごく大事なことがある。いつか、広大附属の項目で書きたいが、広大附属学校は国立なのに採用が縁故採用(ツテ・コネ)である。法人化こそしてはいるが国民の税金であるのにも関わらず、教職員の募集は知り合いだから、広島大学生だから、附属の卒業生だから、が平然とまかり通る。一応、広島市広島県の教職員と交換という形で採用試験に合格した人間が勤務することがあるが、教員採用試験を合格した人間と縁故採用の人間では教育愛に差があるのが現状。それで精神的な病気になった人を知っている。可哀想に。 ただ、前述したちやほや教育のこともあって、広大附属東雲小学校は広大学園の学校としてはまだ教育に意思を持っている先生はそこそこいると思われる。
 
一つ褒めるとすれば給食が豪華なことだろう。いまから数十年前でも給食にタイ料理が出ていた等。しかし、それだけ。本当にそれだけ。あと、東雲の治安も良くない。


東雲小学生のバスでの騒がしさは近隣の人から苦情の種になることも多いらしい。平松病院、広大病院帰りのお年寄りが集うバス車内で響く、東雲小学校の児童の大声。

これもちやほや教育の成れの果てであろう。